いぼについて

いぼとは細菌が体内に侵入し基底細胞に感染することでできる乳頭腫です。外見から目視で確認できるので症状と経過の確認が簡単ですが、基底細胞に侵入した細菌を特定するためには形状や色から判断するために長年の経験が必要です。基底細胞に侵入した細菌を特定するためにいぼを潰し、乳頭腫の中にある物質を顕微鏡で見ることもあります。

いぼの症状

ウィルスによる感染が原因の場合

皮膚に湿疹やぷっくりと膨らんだ小さなつぶのようなものがたくさんできたりします。これはウィルスが皮膚に感染し、奥の方の組織まで感染することで感染した組織が膨らみ、その状態のまま細胞分裂を何度も繰り返すことでぷっくりと膨らんだ部分ができてしまうことが原因です。特に水いぼの場合、まるで少量の水が入っているようなつぶがたくさんできます。また感染する原因としては、いぼに直接触ったり、いぼにふれた服やタオルを介してもウィルスが感染します。プールなどでは特に感染を注意する必要があります。いぼは全身のいたるところにでき、周りに広がっていきますが、それ以外には基本的には無症状です。

加齢が原因の場合

多くは褐色や黒色をしています。短期間に急速に増えた場合は内臓がんを疑う必要がでてきます。

いぼの治療

レーザー光線を使った治療法で強い痛みを感じることなく、いぼを治療することが出来ます。レーザー治療なら、いぼのサイズが大きくても完全に除去する事が可能です。液体窒素を使った治療法も効果があります。液体窒素を使用する治療なら保険が適用されます。症状が軽い場合は、サリチル酸を含んだ軟膏を塗る治療で治療を行なう事が出来ます。

水いぼについて

正式名称は、伝染性軟屬腫(でんせんせいなんぞくしゅ)といい、ウイルスの感染が原因で直径1〜3mm程のやや乳白色調の半球状に皮膚がもり上がります。主に免疫力のない子どもに感染します。

水いぼは肌の表面の傷口から感染することも多く、アトピーやあせもなどで肌が傷ついている場合は注意が必要になります。

水いぼの治療

1年から1年半程で自然治癒するともいわれますが、さらに水いぼが増えたり、掻きむしって悪化させてしまうこともあります。症状が軽いうちに治療するのがいいでしょう。

ペンレス(麻酔テープ)を使った水いぼ摘除

専用のピンセットで水いぼをつまんでとります。このときの痛みを軽減するためにペンレス(麻酔テープ)を使います。ペンレスが触れた部分のみに麻酔効果がありますので、水いぼにペンレスが密着するようにしっかり貼付ける必要があります。